鶴のポーズの応用編の『片脚を伸ばした鶴のポーズ』
超上級者向けのヨガポーズです。
『バランス感覚をもっと鍛えたい』
『普通の体幹トレーニングは慣れてしまった』
『難しいヨガポーズに挑戦したい』
このような考えをお持ちの方は片脚を伸ばした鶴のポーズに挑戦してみましょう。
超上級者向けのヨガのポーズのため、安全に行うやり方やポイントについて徹底解説いたします!
目次
片脚を伸ばした鶴のポーズとは?
片脚を伸ばした鶴のポーズは、鶴のポーズから後ろへ片足を伸ばして行う超上級者向けのヨガのポーズです。
どこを鍛えられる?
片脚を伸ばした鶴のポーズで鍛えられる部位は、二の腕・体幹・腹筋です。
中でも、体幹は鍛えることにより全身の筋肉強化はもちろん、基礎代謝がアップし太りにくい体質へと変化します。
片脚を伸ばした鶴のポーズの目的は?
片脚を伸ばした鶴のポーズは、両手で全身を支え、背中上部のストレッチや体幹のコアマッスルを鍛える事が目的です。
また、身体の筋肉を鍛えるだけではなく精神的にも整える事も目的としています。
片脚を伸ばした鶴のポーズのポーズのメリット
片脚を伸ばした鶴のポーズのメリットは外見と内面の両方に効果的です。
筋肉を鍛える効果としては、腹筋強化・二の腕引き締め・バランス感覚向上・体幹強化が挙げられます。
内面的なメリットとして、バランスをとることによる集中力アップ・内蔵を正常の位置に戻す効果がある事です。
また、内蔵を正常の位置に戻すことと、体幹を鍛え基礎代謝があがることにより身体の冷えをとることに効果があります。
片脚を伸ばした鶴のポーズのポイント
超上級者向けのヨガポーズ、『片脚を伸ばした鶴のポーズ』
様々な身体に嬉しい効果がたくさんあります。その効果を十分に発揮するためにも正しくポイントを抑えて行う必要があります。
5つのポイントをご紹介しますので、しっかり覚えておきましょう。
手の平をしっかり地面につける
まずは、手の平をしっかりと地面につけてください。
片脚を伸ばした鶴のポーズは、手の平と腹筋、体幹で身体を支えるヨガポーズです。
バランスをとるためにも、土台となる手の平をしっかりと地面につける必要があります。
また、この際手首の故障に繋がらないよう気をつけてくださいね。
手首を痛めてしまうとバランスも取りづらくなり全身の怪我にも繋がってしまいます。
あごを引かない
片脚を伸ばした鶴のポーズでは、手の平で身体を支えるあまり顎を引いて下を向きがちですが、顎を引かないよう気を付けてください。
顎を引いてしまうとバランスをとりづらくなってしまいますよ。
恐怖心を持たない
片脚を伸ばした鶴のポーズは、両足を浮かせ腕と体幹で支えるポーズです。
また、床と顔の距離もとても近いポーズです。そのため、はじめの頃は恐怖心を持ってしまう方もいらっしゃいます。
頭の下にクッションを敷く、またはヨガブロックを使用し練習すると気持ちが安心して行えますよ。
視線を前に向けてバランスを意識する
片脚を伸ばした鶴のポーズでは、バランス感覚を養います。
体幹を意識しカラダを支えましょう。
また、バランスを意識するあまり呼吸を忘れがちになりますが、体内に新鮮な空気をたくさん取り込むことが大切です。
カラダがグラグラしないポイントとして、視線は前を向きましょう。
片脚を伸ばした鶴のポーズのやり方
片脚を伸ばした鶴のポーズのやり方をご紹介いたします。
- 両手を肩幅の広さに広げて床について、つま先立ちします。
- 膝はなるべく脇に近付け膝を両腕につけます。
- 手のひらに体重をのせ、腹筋に力を入れ両足を地面から離します
- 片脚を斜め上にしっかり伸ばします
- 体勢をキープし呼吸をゆっくり行います
- ゆっくりと脚を戻し、反対側の脚も同様におこないます
片脚を伸ばした鶴のポーズは初心者にもできる?
難易度も高い片脚を伸ばした鶴のポーズは初心者でもおこなうことはできるのでしょうか。
結論から申し上げますと、片脚を伸ばした鶴のポーズは初心者向きではありません。
その理由として、バランスをとるのが難しいことと体幹と腹筋の筋力が必要なためです。
無理をしてポーズをおこなうと転倒の恐れがあるため、まずは簡単なポーズからはじめ筋力アップを目指しましょう。
初心者は鶴のポーズから始めよう
初心者の方には、鶴のポーズをおすすめいたします。
鶴のポーズはヨガの中でも、ポピュラーなアームバランスを必要とするポーズです。
体幹のコアマッスルの強化はもちろん、バランス感覚を鍛えることができます。
やり方は片脚を上げた鶴のポーズのやり方とほぼ同じです。
- 両手をつけつま先立ちします。この時両手は、肩幅の広さに広げてください。
- 膝を両腕につける。膝はなるべく脇に近付けてください。
- 手のひらに体重を移動させながら、腹筋に力を入れ、両足を上げキープします
片脚を伸ばした鶴のポーズとの違いは、片脚を伸ばすか両足を揃えるかの違いです。
まず鶴のポーズができるようになってから片足を上げるようにしましょう。
まとめ
ヨガポーズの中でも、超上級者向けのヨガポーズ『片脚を伸ばした鶴のポーズ』
初心者の方は、まず鶴のポーズで体幹とバランス感覚を養ってみてください。
初めは顔と床の距離が近いため転倒への恐怖心があるかもしれません。
しかし、練習を行うことにより心身のバランス感覚が向上し自分の可能性に気付くことが出来るでしょう。
ヨガ上級者の方も、今回ご紹介したポイントを踏まえて安全に注意し手首と肩のトラブルには気を付けて行って理想なボディを手に入れてくださいね。