夜ヨガ:あお向けでねじるポーズで便秘や体の歪みを解消する方法!

「夜に体が冷えて寝つきが悪い」

「姿勢が悪くて腰痛に悩んでいる」

「便秘を解消したい」

このようなお悩みを抱えている方は『あお向けでねじるポーズ』がおすすめです。

  • 姿勢が悪く頭痛や肩こりがひどい
  • 寝る前に考え事をしてしまい、寝付きが悪く、目覚めも悪い
  • 腰回りぜい肉が気になる

このようなお悩みを解決していきます。

健康的なカラダや気持ちをリラックスさせたい人はぜひご覧ください。

あお向けでねじるポーズとは?

あお向けでねじるポーズは、床でもベッドでも寝ながらおこなえる非常に簡単で効果的なヨガのポーズです。

両手を開き脚を組んだ状態で片方に下半身をたおす事により代謝を改善したり自律神経を整え、内臓が活性化され便秘にも効果的。

上半身をねじるため、ウエストを引き締める効果も期待できます。

あお向けでねじるポーズのメリット

あお向けでねじるポーズをすることで、私たちの体にどのようなメリットがあるのでしょうか。
詳しく解説していきます。

腰痛・肩こりに効果的

関節の可動域が狭ければ、その周りにある筋肉に局所的な負荷がかかり、疲労が積み重なることでコリや痛みに繋がってしまいます。

そのため、背骨や骨盤のような大きな関節の可動域広がることで、「歩く・立つ・座る」といった日常の動作の中で体にかかる筋肉の負荷を減らすことができるのです。

長時間のデスクワークや運動不足、家事などで背中や腰回りの筋肉は凝り固まりやすく、慢性的な腰痛な肩こりにお悩みの方は多いです。

家事や仕事中は長時間同じ姿勢をとることが多く、血流が悪くなることでますます筋肉の凝り固まってしまいます。

背骨・骨盤・股関節すべて日々の生活の中で酷使する大きな関節のため、歪みやすく、筋肉への負担も激しい部位。

あお向けでねじるポーズをおこない肩や腰の痛みを軽減させましょう。

体の歪み解消

座りながら足を組んでしまったり、片足に重心をかけて立ってしまったり、カバンを片方の方にばかしり下げていたり、体が歪む原因となる姿勢を無意識のうちに取ってしまうことは非常に多いです。

実は、あお向けでねじるポーズは歪んでしまった体の改善にも効果があります。

背中や背骨回りにはたくさんの筋肉がついており、体を支える重要な役目を担っています。

背骨の関節可動域が広がり筋肉の負荷が減り、コリがほぐれることで姿勢を支える筋肉の働きが正常になり、姿勢改善に効果があります。

背骨や骨盤の関節にアプローチできるので、同様の理由で腰を支える筋肉が正常に機能するため腰痛にも効き目があります。

ウエストを中心に体を左右にねじるため、カラダの歪みの左右のアンバランスや重心の偏り解消に効果的です。

自律神経を整え便秘が改善する

自律神経のバランスは、日々の継続的なストレスや、生活習慣の乱れが原因で崩れてしまいます。

本来は交感神経と副交感神経の働きは均衡でバランスが取れていますが、ストレスなどによりそのバランスが崩れてしまうと、交感神経が優位に働き、副交感神経の動きが阻害される結果に。

そして腸の動きをコントロールする副交感神経の動きが鈍ることで、腸が収縮し動きが停滞してしまうため便秘になってしまうのです。

あお向けでねじるポーズはお腹周りを大きく動かすので、直接内臓を刺激でき腸内の蠕動運動に働きかけることが可能に。

あお向けでねじるポーズで健康な的な腸の動きを取り戻しましょう。

くびれのあるウエスト作りに効果的

ヨガは深い呼吸を繰り返し、特定の部位を繰り返し運動する無酸素運動に分類されます。

そのため、呼吸を意識し毎日繰り返し行うことで脂肪燃焼効果があります。

腰を左右にねじる動きは、呼吸を意識しながら行うことで腰回りの脂肪燃焼を促し、美しいくびれ作りが期待できるでしょう。

あお向けでねじるポーズのやり方

あお向けでねじるポーズの具体的なやり方をご紹介していきます。
ポーズの最中は、呼吸に意識することを忘れないようにしてください。
動作中は鼻からゆっくり息を吸い、しっかり吐くことを意識することでより効果を期待することができます。

  1. 仰向けで横になり、右膝を曲げ両手で抱え込み、胸に向かって引き寄せます
  2. 次は足をねじる動作です。
    左手で補助をしながら胸に引き寄せた右足を左足と交差するように左側にねじります。
    その際右手は膝から手を放し、地面に手を付けてバランスを取ります
  3. 呼吸に意識しながらゆっくり足を倒す動作と連動するように、足を倒す向きとは逆(この場合は右側)に倒します。
    その際、肩が地面から浮きすぎてしまうと効果が薄れてしまうので、なるべく肩が地面から浮きすぎないように確認して下さい。
    骨盤全体が動いて倒れる感覚をイメージして、右の腰回りがしっかり伸びて気持ち良さを感じれば効果がある証拠です。
  4. 呼吸を忘れずにゆっくり倒した足と顔を戻しましょう。
    仰向けの状態に戻ったら、今度は反対側も同様に行います。

 

あお向けでねじるポーズは夜ヨガに向いている理由

寝るギリギリまでスマートフォンをいじってはいませんか?

スマートフォンやタブレットが放つブルーライトは、太陽光同様に非常に強い光のため、人間の持つ体内時計を狂わせてしまうだけではなく、交感神経を刺激し脳内は興奮状態となります。

そのため、夜なかなか寝付けない、疲れが取れず朝起きられないという方が多く、一種の現代病言っても過言ではありません。

ヨガのポーズはリラックス作用を持つ副交感神経の分泌を促します。
一日頑張って興奮した自律神経を、ヨガのポーズを取ることで落ち着かせることで、脳の興奮状態が収まり、眠りへの導入がスムーズになります。

さらに、体もぽかぽか体が温まることで自然と眠くなり、脳がリラックスしている状態なのでぐっすりと深い睡眠を取ることできます。

まとめ

「あお向けでねじるポーズ」は背中・腰・お腹周りなどアプローチできる範囲が広いので、毎日続けることで、腰痛や姿勢の改善、便秘解消や睡眠の質が上がるなど簡単な割に多くの効果が期待されます。

ポーズ直後は体がスッキリする、よく眠れるなど速攻性がありますが、姿勢の改善やシェイプアップなど目に見えて効果が表れるまでは長い時間がかかります。

諦めず、毎日継続することで必ず効果が表れますので、無理のない範囲で習慣化できるように頑張りましょう。